ムダ毛の処理は剃る派?抜く派?それとも?

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無駄毛を「抜く」際の注意点

体毛を引っこ抜くと、邪魔なむだ毛がなくなってすっきりします。しかし、よく見ると毛穴が広がって肌にブツブツが残ってしまうことがあります。また、ムダ毛を抜いた際に毛根に繋がっている毛細血管が損傷して内出血を起こすことも珍しくありません。

しかも、下手な抜き方をしてしまうと、毛根が皮膚の下で横向きになって、毛先が毛穴からでてこないで成長を続ける「埋没毛」という状態になってしまいます。無駄毛を抜くという処理は一見万能の脱毛手法に思えますが、処理の仕方を間違えると大変なことになってしまうのです。くれぐれも注意しましょう。

無駄毛を「抜く」際の処理手順・アフターケア

■電気脱毛器

電気脱毛器を使用する場合、ヘッドの部分を肌に密着させるだけで自動的に無駄毛を処理してくれます。特に複雑なテクニックは必要ありませんが、スムーズに処理するためには事前に処理する部位のムダ毛を3~5mm程度に短くカットしておくとよいでしょう。

■脱毛テープ

1.処理する部位をしっかり乾燥させ、毛の流れを一方向にそろえておきましょう。そして、空気が入らないように気をつけながら、脱毛テープを皮膚に貼り付けます。

2.脱毛テープが肌にしっかり貼りついたことを確認したら、毛の流れと逆方向に剥がします。痛みを怖がってちまちま剥がしていると効果がないので、腹をくくって一気に剥がすことが大切です。もしも脱毛テープを剥がした後にむだ毛が残っていたら、あとは毛抜きで処理しましょう。

■脱毛ワックス

1.処理する部位のムダ毛を3~5mm程度に短くカットしておき、溶かしたワックスをヘラで塗っていきます。このとき、ムラができないように均一に塗ることを心がけましょう。

2.しばらく時間が経過したら、表面を軽く触ってワックスが固まったかどうか確認しましょう。ちゃんと固まっていたら、毛の流れと逆方向に剥がします。ゆっくり剥がしているとかえって痛いので、一気に剥がした方が良いでしょう。剥がし終えた後、ワックスが残っていたら、濡れたタオルで綺麗にふき取りましょう。

これらの手法で無駄毛を抜くと、関節周辺の部位などに数本だけ毛が残ってしまうことがあります。その時は、毛抜きで1本ずつ引っこ抜いてしまいましょう。

万一ムダ毛を抜いた後に肌が痒くなったり痛みを感じたりしたら、迅速に皮膚を冷却させましょう。濡れたタオルかビニール袋に入れた氷で処理した部位を沈静させてください。

無駄毛を「剃る」際の注意点

抜く時の痛みがどうしても嫌という方には、剃毛がおすすめです。カミソリで毛を剃るとかえって毛深くなってしまうという噂が広まっていますが、それは大嘘です。カミソリで毛を剃ったくらいで体毛が濃くなってしまうという科学的根拠は一切ありません。剃毛によって断面が四角くなると毛が伸びてきたときに濃くなったような印象を抱いてしまいますが、それは錯覚に過ぎません。ご安心を。

ただし、カミソリは切れ味の鋭い刃物ですから、扱い方に気をつけないと肌を傷付けてしまう恐れがあります。ムダ毛処理で皮膚を損傷しないように、以下のポイントに気をつけてください。

■処理する前に肌を湿らせておく

肌が乾いた状態のままカミソリを当てると、皮膚を傷つける原因になってしまいます。事前にシェービングクリームやワセリンを塗布して、肌を十分に湿らせておきましょう。また、むだ毛が長くなっているときは、はさみを使って3~5mm程度に短くカットしておきましょう。

■ある程度間隔をあけて処理する

剃毛は想像以上に肌にダメージを与えます。毎日行っていると皮膚の表面を深く削ることになってしまいますし、色素沈着が発生して見た目にもよくありません。カミソリで無駄毛を処理する場合は、2週間に1、2回程度のペースに抑えてください。

■生理前後の剃毛は控える

生理の時期になると、皮膚が敏感になってカミソリ負けしやすい状態になります。その他、疲れがたまっている時、体調を崩している時、野外で日焼けした時などにも剃毛は避けた方が良いでしょう。

無駄毛を「剃る」際の処理手順・アフターケア

1.入浴 肌の表面を綺麗にするために、お風呂に入って汚れを洗い落としましょう。このとき、肌とムダ毛にたっぷり水分を含ませるのもポイントです。

2.蒸しタオル 電子レンジで濡れたタオルを30秒ほど温めて、蒸しタオルを準備します。処理する部位に蒸しタオルを当てると、毛穴が開くと同時にムダ毛もやわらかくなって剃毛しやすくなります。

3.剃毛 まずは自分の体毛の生え方をじっくり観察しましょう。どの角度から剃れば効率的に処理できるか見極めた後に、シェービング剤を満遍なく塗布します。片方の手で皮膚を抑え、カミソリの刃先を軽く沿わせるような感覚で毛の流れと逆方向に剃っていきます。

4.剃り残しがないかチェック 一通り剃毛が終わったら、処理した部位を全体的に俯瞰してみましょう。関節周辺の部位は剃り残しが多いので、不自然なところがないか細かくチェックします。剃りにくい部位は、一回りサイズの小さいカミソリを使って処理するのも良いでしょう。

5.保湿 シェービング剤を洗い流したら、アフターケアローションを使ってしっかり保湿しましょう。化学成分の入っていないお肌にやさしいタイプの商品がおすすめです。また、処理した後は熱湯をかけたり石鹸でごしごし洗ったりしないように気をつけましょう。

■剃毛後のケア ムダ毛処理が終わったら、濡れたタオルで早めに冷やしましょう。敏感肌体質の方は、保湿剤を使うのも効果的です。

■むだ毛が埋まってしまった時のケア 毛穴の中にむだ毛が埋まってしまったときは、スクラブなどを使って表面をピーリングしてから毛穴周辺をねじってみてください。

■使ったカミソリのケア ムダ毛処理後のカミソリには雑菌がついているので、綺麗に洗い流してから保管してください。水分がついたままだと錆びの原因になってしまうので、しっかり乾燥させてからケースに入れましょう。