8割以上の人は原因不明?症状別に見る腰痛の4つのパターン

8815307_m今、あなたは腰痛に悩まされていませんか?厚生労働省の調査によれば、全国で腰痛と思われる人は何と2800万人以上。つまり、日本人の4人に1人近くは腰痛持ちということになるのです。数の上で男女差はほとんどなく、年齢も20代から、特に40代から60代にかけてはほぼ半数近くの人が悩まされているという国民病なのです。

腰は私たちを支えるために日々がんばっている!

では、なぜこれほど多くの人が腰痛に悩まされているのでしょうか?答えは、私たちが「人間」だからです。四足動物というのは胴体を背骨が支え、それを4本の足で重みを分散しています。

ところが人間は2本足で生活するようになったため、特に上半身の重みはすべて背骨1本だけで支えなければならなくなりました。そのため日常のほんのちょっとした動きでも、知らず知らずのうちに、じつはとても大きなダメージを腰に与えているのです。たとえば中腰になっただけでも、その圧力は3倍から4倍!こうして蓄積されたダメージが、ついには腰痛を引き起こしてしまうわけです。

腰痛の原因は無数にある!

じつは、腰痛の85%以上は肉体的な異常がはっきりと見つかりません。これは腰痛が謎の病気というわけではなく、むしろあまりに日常的な原因が多すぎて、どれかひとつに定めることができない、ということなのです。症状を改善するには、自分の腰痛がどんなものかよく知る必要があります。ここでそのおもなパターンを見てみましょう。まず、背骨や筋肉に異常があるパターン。この場合、体を動かすと一定の箇所が痛む症状が多くなります。ぎっくり腰も含め、ほとんどの腰痛はこれが原因です。

次に、腰椎や椎間板の変形によって神経が圧迫されるパターン。このケースでは、痛み以外にもしびれなどを感じます。腰ではなく、その付近にある内臓の異常が原因となるパターンもあります。このケースでは動かなくても痛みがあり、腹痛や血尿を伴うこともあります。中には癌など命に関わる病気もあるので、早めに診断してもらいましょう。

体に異常がなくても、ストレスで腰痛が起こるパターンもあります。痛む場所が毎回違うといった症状の特徴があり、心身症やうつ病などで現れやすくなります。

腰痛を和らげるには生活の改善が第一

このようにあらゆる原因を考えて、少しでも日常生活からその元となりそうな要素を取り除いていきましょう。まずは何より、正しい姿勢の維持。デスクワークなど同じ姿勢を取り続けるのも大きなダメージとなります。筋肉の衰えは悪化の原因ともなるので、適度な運動はとても効果的です。ストレッチや散歩、プールでの運動も腰に負担がかからなくてよいですね。精神的な原因を取り除くには、ストレス解消をする必要があります。この場合はむしろ、腰痛を心の危険信号と受け取って、しっかり自分をいたわってあげましょう。