高血圧による突然死をふせぐには?すぐにできる3つの減塩法

8061922_m働き盛りを突然襲う心筋梗塞や脳卒中。この恐ろしい病気の原因となるのが高血圧です。高血圧は自覚症状がほとんどなく、知らないうちに血管や心臓に負担をかけ、ある日突然命にかかわる病気を引き起こします。ここではそんな恐ろしい高血圧を予防し、治療するための食事療法を紹介します。

なぜ食事療法がいいの?

高血圧の治療には、運動療法や投薬などの方法もありますが、一番効果的とされているのが食事療法です。心臓疾患や脳卒中は高血圧、高脂血症、糖尿病などが複数合わさることで起こりやすくなります。食事療法は高血圧だけでなく、高脂血症や糖尿病も同時に治療できるため、脳卒中や心臓病の予防にもっとも効果が高いとされているのです。

塩分を減らすことが最優先

高血圧の食事療法では、摂取カロリーの制限や栄養バランスの改善などを行いますが、最優先で取り組むべきは塩分を減らすことです。血液中のナトリウムの濃度が高くなると、濃度を薄めるために血液中の水分量が増やされます。体内を循環する血流の量が増えるため、高血圧になってしまうのです。

少しずつ塩分を減らす

塩分を減らすといっても急激に塩分をカットしてしまっては、食事の味が感じられなくなり長続きしません。さいわいにも人は薄味に慣れることができるので、じょじょに塩分を減らしていくことが減塩のコツになります。日本人が1日に摂取する平均の塩分は13グラム。これを6グラムまで減らすことが目標です。1グラムか2グラムずつ塩分をカットしていき、薄味に舌を慣らしていくと、以前と同じように美味しく食事をしながら減塩ができます。

食べる直前に塩をつける

料理をする際には、下味をつけたり煮込んでいる最中に塩で味を調整します。これを一切やめ、食べる寸前に塩をつけるという食べ方が効果的です。下味や隠し味に塩を使うのにくらべ、表面に塩をふりかけて食べるほうが塩味をより強く感じられます。そのため、少ない量でもしっかりと塩味を感じられるのです。 一食分に使用できる塩分を計算し、小皿などに盛ってそれを使いながら食事をします。量を計らずにふりかけて食べるとかえって塩の量が増えてしまうので、きちんと使用量を管理して使用します。さらに減塩を進めたい人は、塩をレモンなどの柑橘類、わさびや唐辛子などの香辛料に置き換えましょう。

洋食メニューを取り入れる

洋食よりも和食のほうがヘルシーとされていますが、減塩に関しては洋食のほうが優秀です。塩分少なめでも濃い味を感じられるメニューが多いので、洋食を効果的に取り入れると減塩が楽になります。 パン食についても、パンには塩分が含まれるので減塩には不向きと一般的には言われます。しかし、塩分が含まれているぶん味が濃く感じられるので、おかずを薄味にしても美味しく食べられるというメリットがあります。パン食も上手に取り入れましょう。 ただ、洋食は脂肪やコレステロールが多く含まれやすいです。メニューに取り入れるときは脂肪分やカロリーの量も考慮しましょう。