誰でもかかりうる恐ろしい病気?今から糖尿病を防ぐための3つのポイント

11944220_m糖尿病は自覚症状があまりないことから、サイレント・キラー(静かな殺し屋)と呼ばれています。しかし症状が進めば、失明、腎不全、手足の壊疽といった3大合併症を引き起こし、年間で1万人以上もの死亡者を出す、とても恐ろしい病気のひとつです。患者数は予備軍を含めて、成人では2千万人以上。近ごろは若い人の間でも増えているので、誰にとっても他人事ではないことがよく分かりますね。

まずは自分が糖尿病になりやすいかどうかをチェック

糖尿病は、太っているほどそのリスクが高まるといわれています。そこで、BMIという肥満度をはかる指数から、自分の体型をチェックしてみましょう。値は以下の式から計算します。

BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))

数値が18.5以下なら痩せ型、18.5~25未満なら標準、25以上であれば肥満となります。肥満の人は要注意!

ただし、日本人は欧米人とくらべて、もともとインスリンの分泌量が少ない体質です。そのため痩せたまま糖尿病にかかる人も多く、数値が低いからといってけっして油断はできません。

のどが渇きやすい、尿が多い、体がだるい、といった初期症状が気になったらすぐ診断を受けましょう。40代になったら、食後の血糖値をはかったり、定期検診を受けるといったチェックも重要です。

バランスの取れた食生活が最大の予防

糖尿病になると、なるべくインスリンを使わず血糖値をコントロールする食事療法が行われます。これは予防でも十分効果がある方法なので、ぜひ取り入れましょう。

といっても、それほど難しく考える必要はありません。基本的に食べてダメというものはなく、とにかくバランスの取れた、食べすぎない食事を心がければよいのです。

特に気をつけるのが、糖質の多い食事。ごはんやパンは控えめに、ほかにもカロリーの高い、脂っぽいものや、甘味料、調味料などは使いすぎないよう注意しましょう。野菜は肥満を防ぐだけでなく、食物繊維が血糖値の上昇も抑えてくれるので、積極的に食べるようにします。

適度な運動で糖尿病になりにくい体をつくる

いくら食生活に気をつけていても、あまり運動をしないと基礎代謝の低い「隠れ肥満」になってしまいます。内臓脂肪にはインスリンの効き目を悪くする影響があるので、要注意。運動不足の人は、ぜひ運動療法も取り入れてみましょう。もっとも効果的なのは、ゆっくり時間をかけて行う全身運動、いわゆる「有酸素運動」です。

体操やウォーキング、水泳などダイエットでもおなじみですね。特に血糖値が上昇する食後30分から1時間のタイミングで行うと、より効果的です。食事も運動も長く続けることが大切です。自分が楽しめるよう、味付けに凝ったり、子供と遊ぶなど、さまざまな工夫をしてみるとよいですね。