【食べちゃダメ!】寝るまえは危ないよ~注意する9フード

多くの30代に入った人たちは、急に食の好みが変わったり、今までの味付けが急に濃く感じたり、量を食べることや油モノを食べることが得意では無くなったり、ということをよく言います。これは、身体の中の環境が変わり始め、それに対応するために胃腸が変化していることを示しています。

一方、頭の方は食に対する昔の感覚や好みなどがそのまま記憶として残っているために、ついつい食べ過ぎてしまったり、夜中につい冷蔵庫をあさったり、備蓄していたカップ麺などに手を出してしまうということがあります。頭のなかでは、これまで習慣のように物を食べていた頃の記憶と同時に、最近ものを食べたあとに不快感を覚えたり、特に食べて寝てしまったあとの翌日の胃腸の苦しさなどを思い出し、ここから大きな葛藤が生まれます。人間は睡眠をすることで体を休めますので、疲労が大きいほど睡眠を多くとって身体を休めようとします。

特に「物を食べること」に関しては、人間の生命活動の根本でもあるために、こうした変化に影響を受けやすく、また、毎日のことであるために気が付きにくいことなのですが、しっかりと気を使ってあげることで、身体を守ることにも繋がるのです。

物を消化し吸収する胃腸は、その器官だけで成人男性でおおよそ1キロ強から3キロほどもの重さがあり、体内で大きな部分を占めているこの消化器官は、消化をしている間は常に動き続け疲労していきます。睡眠中は、胃腸も広く回復を目指し本来であれば機能をたいのですが、寝る前にものを食べてしまうと、これができず消化不良になったり、睡眠が浅くなったり、疲労が取れなかったりと、様々な弊害が出てしまいます。こうした事を避け、健康的でしっかりとした睡眠を得るために、「寝る前に食べるべきではないモノ」という観点から食材を見ていきましょう。 52345

1 牛肉、羊肉などの赤肉

お肉は人間の体にとっては無くてはならない食べ物になり、特に肉に含まれている動物性タンパク質は、アミノ酸を多く含んでいます。植物性タンパク質にもアミノ酸は含まれていますが、肉をべて得られるアミノ酸のバランスに近づけるためには、すごい量を食べねばならず、実際には植物性タンパク質だけで必要なアミノ酸をまかなう事は困難なのです。

こうしたことにより、肉は積極的にとるべきなのですが、動物性タンパク質は、その消化分解に時間がかかり、また大量にエネルギーを必要とするために、寝る前に食べることにはあまり向いていません。肉を大量に食べ続けることは体に悪い影響を及ぼすことがあり、特に赤肉と呼ばれるものや豚などの肉は、その筋肉繊維の中にも脂肪が入っているために、飽和脂肪の取りすぎになります。また、肉に含まれるアミノ酸であるL-カルニチンは心臓疾患のリスクを高めるという研究報告や、大腸がんのリスクを高めるという研究報告があります。(国立がん研究センター

もし夜に食べるのであれば、なるべく少量にするのがいいでしょう。また、筋肉内ではなく皮に脂肪をつける鳥の肉を食べることで、効率よく動物性タンパク質を取り入れることができます。 Source: allrecipes.com

2 やさい

野菜には各種のビタミンが含まれており、身体の様々な機能を整えて助ける役目を担っています。例えば、ニンジンやホウレンソウなどの多く含まれるビタミンAは、人間の目の働きに大きく関与し、また皮膚の新陳代謝を高めるばかりか、ウィルスなどの侵入から身体を守り免疫力を強化する働きがあるため、健康を保つ効果があります。

また、カボチャや赤ピーマンなどに含まれるビタミンEは、ビタミンE自体が非常に参加されやすい物質であるために、体内のほかの物質よりも先に酸化されることで、身体に対しての抗酸化作用が高く、また女性ホルモンの生成を助けたり末梢血管を広げる作用などがあり、肌の老化を防いで再活性化することで知られています。こうしたことで、身体にとっては肉と同じくなくてはならない食物という事になるのですが、寝る前にこうしたものを取ることも、身体に大きな負荷をかけます。

多くの生野菜は消化に対して時間がかかることが知られており、食物繊維は便秘や肥満の予防、動脈硬化や腸内細菌によるビタミンBの合成など利点はあるものの、就寝前に食べるにはデメリットがあります。特にブロッコリーやキャベツ、玉ねぎ、カリフラワーなどは、水溶性食物繊維が多く含まれているため、消化器系に大きな負担をかける事が知られており、就寝前の摂取は控えるべきでしょう。特に、サラダなど生野菜の多い食べ方は消化に時間がかかる上に、胃腸を冷やして熱を奪うため、その働きをさらに弱めてしまい、就寝後の胃腸の回復を妨げる結果にもなりかねません。 Source: daysoftheyear.com

3 ポテトチップス

ポテトチップスの主体になっているジャガイモには、身体の調子を整えるビタミン群が豊富に含まれており、特にでんぷんに守れらているビタミンCは、他の野菜のように水に簡単に溶けてなくなってしまうものとは違い、熱に対して非常に強く、加工しても失われにくいことが知られています。また、豊富に含まれるカリウムには、身体の中にある細胞内と細胞外の浸透圧のバランスをとる効果があり、塩分に多く含まれるナトリウムの吸収を抑制し、体外へと排出する働きがあります。これにより、身体に取り入れてしまった塩分を外に出し、血圧を下げる効果があるのです。

こうしたことから、うす塩のポテトチップスなどは、実は高血圧のための減塩対策の一つとしてその効果が期待されているのです。俗にカウチポテトと言われるほど、夜のリラックスタイムには、ポテトチップスなどは欠かせないものですが、やはり就寝前の食べ方には注意が必要で、ついついやってしまいがちな一袋の一気食べなどは、控えるべきでしょう。

ちなみに、ポテトチップス約1袋半100グラムのカロリーは約550kcalと、かなりのもので、子供茶碗1杯のご飯100グラムが168kcalであることを考えると、そのカロリーの高さをうかがい知ることができます。こうした高カロリーの食品は、日中に摂取する分にはこれから身体を動かすためのエネルギーとして活用されますが、就寝後でエネルギーの消費を抑える就寝前の摂取では注意をしなくてはならないのです。 Source: epicurious.com

4 水

成人の人間の体の約6割は水分であると言われるほど、人の体と水との関係は切っても切り離すことができません。例えば、食べるものが無くても脂肪などを使う事によって、人間はすぐには命を落としたりしませんが、水が無くなってしまうと1日ほどでその生命活動は極端に下がり、2、3日で命を失ってしまう事もあります。また、人間の体には、口や目、鼻など、常に水分がないと機能しなくなる部分がたくさんあり、こうした部分の衛生を守り、菌などから身体を守るためにも欠かすことはできないのです。

水の効果はいろいろありますが、取りすぎてしまう事による弊害もあり、例えば一度に大量の水を飲んでしまうと、水中毒に陥ってしまう事もあり、最悪の場合には死に至ることもあるため、取り方にも注意が必要なのです。人は寝ている間にも汗をかき、水分を失っています。その量はおおよそ200mlから300mlとされており、コップ一杯分の水分が、寝ているだけで失われていき、また、これが夏の暑い夜などで汗をかけば、それに汗の分が上乗せされるために、かなりの水分を身体から失ってしまうのです。

人が就寝前に取る水分は、これと同じぐらいの量が適切とされており、これよりも多い量を取ってしまうと、尿意を及ぼして夜中に目が覚めてしまったり、代謝が遅れてむくみの原因になったり、血液が薄まってしまうと疲労回復に時間がかかってしまうなど、様々な弊害が出てきてしまいます。また、冷たい氷水などを飲みたくなるものですが、冷たすぎる水は体や胃腸を冷やすために、疲労回復を阻害します。就寝前には常温のコップ一杯の水を、ゆっくりと飲むのが良いとされているのです。 Source: bamboocorefitness.com

5 アイスクリーム

アイスクリームは、実は大変に栄養価の高い食べ物で、人間の体にとって有効なものがたくさん含まれています。特に乳脂肪を多く含むアイスクリームであれば、一日に必要である脂肪分を適切にとることができます。人間の体は、一日で約50グラム強の脂肪分を摂取しなくては、身体の機能を正常に働かせ、健康を維持することができなくなると言われています。ですので、これを極端に取らないようにしてしまうと、身体が栄養が足りない環境下に入ったと勘違いし、摂取した栄養分を使うのではなく溜めていくようになってしまい、悪循環になってしまいます。

こうしたことから、アイスクリームで適宜な脂肪分を取ることは、決してマイナスな事ではなく、また冷たいものを体に取り入れることで体温が下がりますが、これを温めようとカロリーを消費するという事も知られているのです。また、精神的なリラックス効果も高く、夜のちょっとしたひとときに、精神的な癒しを得るためには、大変有効的なのです。

しかし、寝る直前でのアイスクリームは、やはり控えるべきでしょう。アイスクリームには脂肪分以外に糖分などもふんだんに含み、寝際の摂取ではその冷たさも相まって胃腸に負担をかけますし、糖分もエネルギーとして使用されるのではなく、蓄積されてしまう事になります。こうしたことを防ぐためにも、アイスクリームを食べるのであれば、就寝の間際ではなく、ある程度の時間を取って食べるのが良いでしょう。 Source: scienceline.org

6 カフェイン入りの飲料や食品

カフェインはコーヒーなどに多く含まれるものになり、強い覚醒作用や興奮作用、昇進作用などの多くの効果を持つ物質になります。代表的なものは、やはりコーヒーになりますが、この他にも紅茶、緑茶、チョコレート、ココアやエナジードリンクなど、多くのものに含まれています。カフェインには、覚醒作用のほかにも様々な効用があり、近年では体脂肪を分解する酵素の働きを活性化させ、体脂肪の燃焼を助けるという研究結果の発表もされたため、その注目度が高まっています。

またこの他には、アルツハイマー病などへの効果や、糖尿病、心臓病などの生活習慣病を予防する可能性も指摘されているほか、唾液や涙液の分泌を促し粘膜を健康に保つ働きも知られています。様々なものに対して高い効果を発揮するカフェインですが、脳内にある中枢を刺激する作用があり、カフェインを体内に摂取する事により、脳が覚醒することがもっともよ知られているところでしょう。このことから、就寝前にカフェインを取ることは、睡眠の妨げになることが多く、またカフェインによる覚醒作用は、4時間から5時間ほども持続するため、夜にこうしたものを取り入れることは避けた方がいいでしょう。

カフェインには利尿作用もあるため、尿意によって睡眠が妨げられることもあるので注意が必要です。もし、こうした食材を寝る前に取るのであれば、少量に止めるか、コーヒーなどであればカフェインレスのものなどを飲むようにするのがいいでしょう。 Source: medicalnewstoday.com

7 牛乳

子供のころは、成長に欠かせない栄養素が豊富であることから、積極的に摂取することを励行される牛乳ですが、大人になってそれほど飲まなくなった、という方も多いと思われます。しかしながら、牛乳の栄養素は成長期に身体を作り上げるために必要なものばかりではなく、体内の健康を保ち調整するための栄養素も豊富に含まれているのです。牛乳は、身近な食品でありながら栄養素をたくさん含んでおり、カロリーの高さなどが心配されることもありますが、そのカロリー当たりの栄養素の量が極めて高く、実際は200mlあたりのカロリーも130kcalと以外に低くなっているのです。

また、精神の安定化と安眠効果を促す脳内物質「セロトニン」を生成するため有効要素「トリプトファン」がたくさん含まれており、牛乳を飲むことによって、心身をリラックスさせて、安眠効果を期待することができるのです。しかしながら、たくさんの量を飲んでしまう事により、様々な弊害が出ることにも留意しましょう。おおよそ牛乳は常温保存せず、冷蔵庫などで冷やされて保存している事が多いため、これを取ることで胃腸を冷やしてしまい負担をかけることにつながります。

この他には、牛乳の中に含まれており腸内の乳酸菌の栄養素となる「ラクトース」は有効成分なのですが、消化に時間がかかることも知られていますので、これにより胃腸が回復できなくなることもあります。また、このラクトースに耐性が無かったり、腸が疲れていたり病気などで弱っている場合には、このラクトースを消化することができずに、下痢をしてしまったりすることもあるために、体に合わないような場合には、特に寝る前の摂取は控えるべきでしょう。 Source: amazonaws.com

8 アルコール

アルコールは体内を温め、また血行を良くすることで新陳代謝を高めることや、精神的な緊張を和らげるリラックス効果など、様々な作用があることが知られています。例えばワインなどであれば、高い抗酸化作用を誇るポリフェノールが豊富に含まれており、動脈硬化や高コレステロール血症などを予防する働きがあります。よく「ナイトキャップ」などといい、特に欧米では就寝の直前に飲酒をする習慣があります。

少量のアルコールであれば、興奮刺激を伝達する脳内物質である「グルタミン酸」の働きを抑止し、代わりの精神を抑制する「ギャバ」を受け取りやすくする効果があるため、精神を鎮め眠りを催す作用を期待できます。しかし、就寝前のアルコールの摂取は難しく、また毎日続けていくと耐性ができてしまい、アルコールの量が増えてしまう事もあります。また、アルコールには利尿効果があるほか、アルコール物質を分解するために水分が足りなくなるため、夜中にトイレなどに行きたくなると同時に、水分が欲しくなって目が覚めたり、身体が軽い脱水症状の状態になるため、睡眠の根幹である疲労回復が行えず、結果として、しっかりとした睡眠を得ることができなくなってしまいます。(日経ウーマンオンライン

こうしたことから、寝る前の飲酒は控えるべきであり、またアルコールの量にもよりますが、体内からアルコールを除去するのには3時間から4時間ほどかかりますので、これをしっかりと見極めて、飲むことが必要になります。 Source: cardinalandcream.info

9 スパイシーな食べ物

スパイシーな食品に良く含まれる唐辛子には、「カプサイシン」という成分が含まれており、これが体内に入ることにより「アドレナリン」というホルモン物質が分泌されます。このアドレナリンは、体脂肪の分解を促進し、エネルギーの代謝を活性化させます。また、血行が促進されることで末梢血管の血流を改善し、冷え性や身体の中の老廃物などを押し流して疲れを取りやすくする効果があります。

この他にも、スパイシーな料理には欠かせないコショウには、「ピペリン」という成分が含まれており、これもカプサイシンと同じように体内に熱を起こし、血流の循環を抑止、消化器官で吸収された栄養素を効果的に前進に廻らせる働きや、塩分を排出する「カリウム」も大変多く含まれているため、血圧が高い場合には味付けに塩を使うのではなく、コショウを使う事で、味わい深く塩分を抑え、さらに塩分を体内から出すことができるため、大変に有効なのです。

しかしながら、どちらも非常に胃腸に負担をかけるものであり、就寝の直前にこうしたものを口にしてしまうと、胃腸の回復に時間がかかり熟睡を妨げることになります。また、トウガラシなどが引き起こす痛みは、この痛みを感じなくさせようとする脳内物質の「エンドルフィン」を分泌させるため、このエンドルフィンの及ぼす多幸感や鎮痛作用などが、脳に快感の記憶を植え付けるため、辛いものを食べると気持ちがいいと脳が勘違いをし、摂取量が増えていく事になります。こうしたことからも、寝る前にスパイシーな食べ物を食べることは控えた方がいいでしょう。 Source: bestdietweightloss.fanansat.org